親愛なる住友林業さま
好きだからこそ、あえて伝えたい。
これ改善できませんか?
こんにちは、Kokoです。
今日は、既に全ての打合せを終了している私が、住友林業さんとの打ち合わせがこうだったら100点満点だったと思う内容を、あえて書いてみたいと思います。一体、誰の為の記事なのか、どこに向かっているのか分かりませんが(笑)、今後住友林業さんと契約される方の為にも、通りすがりのすみりんのお偉い方に届いてくれますように。
- 新規契約者用にワークショップを開催してみるのはどうでしょう?
- 論理的な配色の説明やトータルコーディネートの提案をしてもらえる打合せがほしい!
- 筆記の打合せ記録のクラウド化(クラブフォレストの機能拡充)は難しいですか?
- 設計士さんの説明は、他のツールで代用できないですか?
- オプションの選択肢が網羅されている提案資料は作れないですか?
新規契約者用にワークショップを開催してみるのはどうでしょう?
すみりん施主さんのInstagramを見ているとけっこうな頻度で驚きを持って投稿されているのが、クロスやカーテン、外壁類を決める打合せで、『初めてサンプルを見てその場で決めることになった』という話(もちろん全員ではないと思います)。実際、我が家も、インテリアの打合せで、『今日はクロスやカーテンを決めます』と言われ、その場でサンプルブックを見せられて、『どれにしましょう?』と初見で決定する流れになりました。(厳密にはその場で絶対に決めないといけない訳ではないんですが、すみりんさんも施主も打ち合わせ日数に限りがあるので、その場で決められるものは出来るだけ決めたい気持ちがあり、結果その場で決めた施主さんが多くいらっしゃると思います)
サンプル初見で決めることもなかなか頭が疲れましたが、みなさんがモヤモヤを感じるのが、一度決めた仕様を帰宅して落ち着いて考え直した時に、『ん?イメージしてたのはこんなのじゃなかった』と思い直し、営業さんや設計士さんに、『やっぱり変えてもいいですか?』と連絡をすることです。しかも、一度決めた仕様を変えたくなるのは女性に多いらしく、(時には)夫やパートナーに呆れられながら、『設計士さんに迷惑をかけてるな』と感じながら連絡をすることになります。すごく些細なことなんですが、これが何度かあると、申し訳ない気持ちがつのって、家づくりへの楽しさがどんどん縮小していきます。
一定期間に契約した新規契約者を集めて、ワークショップを開けば解決しませんか?(設計士さん達は忙しいと思うので、例えば交代でICさんが担当されるとか。※いや、ICさんも絶対お忙しいんですが)
そのワークショップでどんなことをするかというと
- 基本仕様&主な提案仕様の紹介
- 住友林業ショールーム内でのサンプルブックの場所の確認
- 各社ショールームのお勧めの回り方、手順、その際の注意点
- 打ち合わせのスケジュール感 etc.
これらを、何時間もかけて重要事項の説明を聞いた契約日とかではなく、後日落ち着いた雰囲気の中、説明してもらえる機会があれば、多くの不安や不満が少なくなるのでは、と。他の契約者さんと一緒で全然構いません。このご時世なので、リモートワークショップということでZoomでも全然いいし、もう、なんなら事前収録したものをクラブフォレストから閲覧できるとかでも良い。
我が家の場合、契約時に簡単な流れの説明(主にスケジュールのこと)はあったんですが、何しろ家づくりは初めての体験。長い契約書を確認した後で疲労困憊。結局それすらも全然頭に入っていませんでした。
落ち着いた時に、施主の『?』を先回りする案内があったら、毎回の打合せを少し早く行って少しずつ勉強するなどして心の準備をすることが出来たのに、と思いました。しかも、『打ち合わせで話を聞いてその場で決める→落ち着いて考えたら違う→変更のお願いをする』ループも減り、申し訳ない気持ちになる人も少なくなるのではと思います。なにより、設計士さん達の時間も削減されます。この部分の不満って意外と多く聞くので、このワークショップがあるだけで、打ち合わせの満足度は非常に高くなる、と個人的には思いました。
論理的な配色の説明やトータルコーディネートの提案をしてもらえる打合せがほしい!
もしかしたら頼んだらやって頂けたのかもしれません。ただ、我が家の場合は、内装のカラーコーディネートは全て自分の頭の中で組み立てる必要があったので、素人の想像力には限界があり、かなり迷走しました。
例えば、オーソドックスな配色や流行りの配色の特徴を教えてもらえる機会があったり、施主が叶えたい雰囲気をICさんと視覚的に認識を共有できる機会があればよかったなと思いました。(最初にもらう『打ち合わせブック』の中にどんなインテリアが好きか答えていくワークブック?があったのですが、テイストが少し古い上に、実際の打ち合わせで使用することもありませんでした。←あれを書いた意味は何だったのか今だに疑問。)
また、検討している配色をイメージできるシミュレーションツールも欲しかったですね。担当さんはつかず、施主が勝手に触る感じでも全然いいんです。とにかく視覚的に確認できるツールが少なすぎると感じました。(パースを何パターンも作ってもらえた施主さんもいらっしゃると思うので、必要性を感じなかった方もいるかもしれません)
施主さんの中には『VR?等で確認できた』、というような口コミもあって、支社によってはそこに力を入れられてるところもあるのかな?とは思いましたが、全ての施主がそのメリットを受けられたらいいなと感じました。(もちろん色みや仕様は100%は再現できないと思うので、あくまでイメージとして見てもらうことに注意は必要ですが)
この視覚的な認識の共有は、その後の打ち合わせの軸となり、何を決めるにも立ち返るコンセプトになるので、今後もう少し力を入れられてもいい分野なのではと感じました。
筆記の打合せ記録のクラウド化(クラブフォレストの機能拡充)は難しいですか?
私だけですかね?怒涛の打合せで自分がどんな仕様を選んでるかをどんどん忘れていきました。自分で選んでおいて『え?そんなの選んでましたっけ?』なんてこともちらほら。超多忙な設計士さんも忘れてることも何度か。(逆に何件も担当されている設計士さんが我が家の仕様をほとんど覚えてらっしゃることに驚いてましたが)
実際、お互いが共通認識を持てるように、設計士さんが持っていらっしゃる『仕様仕上表』(施主と決めた仕様が一覧になってるやつです)や手書きの『打合せ記録』などで確認することにはなっているのですが、これが1つにまとまっていなくて非常に分かりにくかった。仕様仕上表は着工合意の時に初めてコピーを頂けたものの途中で確認することは出来ず、打合せ記録に関しては手書きの一枚ペラなので、確認したい時にはどこにファイリングしたのか分からない始末。(←それは、我々がずぼらなだけなんですが)
例えば、設計士さんと施主のやり取りをクラブフォレストのマイページ上で見れるようにして、打合せ記録なども全てオンライン上で見れたら最高なのに、と何度打ち合わせ中に思ったことか。
しかも設計士さんが手書きで書く手間も省ける。個人情報等の課題がきっとたくさんあることはお察しします。それでも、個人情報に関わる部分以外で、実装できたら素晴らしいですよね。こういった機能があったら、『これ言いましたよね?』『え?そうでしたっけ?』の無駄な時間が確実に減り、お互いストレスが軽減されるだろうなと思いました。
設計士さんの説明は、他のツールで代用できないですか?
設計士さんが一から紹介してくださるたくさんの基本仕様、提案仕様の中には、『何百回も同じこと説明されてるんだろうな。大変だな。』と思うことが多々ありました。
多忙な設計士さんの業務軽減の為にも、事前に勉強したい施主の為にも、基本的なことがマイページの一部にまとめてあるとか、『これ読んだら分かる!』みたいな資料を用意して、先に施主に確認させてもいい気がしました。お互い時間短縮になり、設計士さんの業務も減り、言い忘れ等も減り、『聞いていない!』という施主も減り、メリットだらけではないでしょうか。(まぁ結局口頭説明は無しには絶対できないですが、重要な部分だけに出来るので、時間短縮にはなりますね)
我が家も、焦って決めるのが嫌で事前に予習したく、『次回の宿題は何ですか?』と何度か確認しました。ただ、その時の打合せの進行具合や、ICさん、緑化さん達とのスケジュール調整などでその通りに行ったことはほとんどありませんでした。だったら、『次回の打合せ』に関係なく、事前に勉強してくるから、勝手に勉強できるツールが欲しいな~と強く思いました。
あと、設計士さんの『この質問、毎回されるんだよなぁ』と感じてらっしゃる質問も、FAQなどにまとめておいてもらえれば、施主さんは勉強熱心な方が多いので、ちゃんと読んで勉強してきてくれると思います。そうすれば、施主がトンチンカンな質問をしなくても済む上に、そのような質問に割く時間も減ります。そして、結果的には全社的な社内共有のツールとしても力を発揮してくれるのではないかと思います。
オプションの選択肢が網羅されている提案資料は作れないですか?
聞けばもちろん教えてもらえましたし、設計士さんが我が家に最適と思われるオプション(提案工事)は色々と提案下さいましたが、オプションの選択肢の全体像が不明瞭で、何を選べるのか、何が出来るのかがとても分かりにくかったです。後で、Instagramで他の方の投稿を見て、そんなのもあったんだーと思うことも多々。提案工事の幅が広すぎ&更新が多すぎて、恐らく1つの資料にまとまらないんだとは思いますし、もしかしたら、ワークショップを開いてもらえれば簡単に解決する問題なのかもしれませんが、一覧とかで見れたらいいのにーとずっと思ってました。
とにかく、全体像が分からずモヤモヤすることが多かったですね。
例えば、一般的な社会人で言うと、取引先からのプレゼンを聞く時、同僚から仕事の引き継ぎをされる時、全体像が分からないまま、たった一部分の話をされ続けても、『なんか分かったようで、結局全然分からない』あの感じです。全体像が分かってないから、ゴールもいまいち分かってなくて、無駄な想像と思考を巡らせ、疲弊することが多かった気がします。
基本仕様と主要な提案仕様がまとまった資料があれば、施主のモヤモヤと打合せ後の半端じゃない疲労が(恐らく設計士さんや営業さん達の疲労も)少しは軽くできるかもしれません。
以上、私が住友林業さんに『こんな改善どうでしょうか?』と伝えたかった5つのことでした。
コロナに振り回された2020年の年末。
今年はどんな年だっただろう、と思いふけっていて思い出したのは、やはり、我が家の週末のアクティビティの大半を占めていた、『住友林業さんとの打合せ』のことでした。
そんな中で、『これもっとこうだったら良いのになー』と、打合せ中に散々考えてたことを今更思い出したので、あえてすみりんさん宛のメッセージとして書いてみました。もしかしたら住友林業さんだけではなく他のハウスメーカーさんでも同じようなことが起こっていそうですが。最近好き放題に書きすぎててそろそろ怒られそうです(笑)。
さて、Koko家は、先日上棟を迎え、今年はいよいよ我が家が完成します。
あと少し今のマンションでステイホームを心がけたいと思います。それでは、みなさんお体には気を付けて!