Koko's New House Project

2020年、住友林業で38坪、総2階の家を建てることになった30代ワーママ、Kokoの家づくりの記録

【2021年版】キッチンハウス×住友林業① 標準仕様には何が含まれる?

※こちらの記事は2020年7月に掲載した記事を基に、最新の情報に更新・リライトしたものです。

 

2020年7月~2021年7月頃までの以前の標準プランをご覧になる方はこちら

 

 

こんにちは、Kokoです。

またまたWEB内覧会の途中ですみませんが、我が家が採用した「住友林業×kitchenhouse(キッチンハウス)」の提携プランに改訂があったようなので、昨年の記事を基に再度その標準仕様やオプションをご紹介していきたいと思います!実際に採用してみてどうだったか等、我が家のリアルな感想も一緒にお伝えできたらと思います。

キッチンハウスは採用したいけど、住友林業と契約するかは迷っている、という方や、住友林業で契約しているけど、キッチンハウスって実際いくらくらいかかるの?という方、また実際キッチンハウスってどうなの?と悩んでいる方の参考になればいいなと思います。

 

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私たちが計画中にお世話になったkitchenhouse世田谷ショールーム。

 

 

 

 

 

 

 

ご存じの方も多いと思いますが、住友林業の提携プランでは、『kitchenhouse(キッチンハウス)』のキッチンが、150万円から採用できます!キッチンハウスを正規の金額で見ている方にとってはかなりリーズナブルだと思います。フルオーダーメイド(オートクチュール)の良さは確実にありますが、すみりん仕様で十分満足!という方には、お得感満載です。

 

150万円の内訳はというと・・・

キッチン 125万円

カップボード 25万円

になっています。

 

当初はカップボードはオプションかと思っていたんですが、ちゃんと入っているのは、嬉しいポイントですね。キッチンのみキッチンハウスで購入(125万円)、カップボードは住友林業クレストで造作、という対応も可能だそうです。

 

この特別価格については、通常はオーダーメイドで自由にカスタマイズできる高級メーカーのキッチンハウスが、規格やオプションを絞り込むことで実現したのだそう。なので、住友林業の提携プランでは出来ないこともあります。別の記事で書いていますので、気になる方はチェックしてみて下さいね!

 

また、最近になって、kitchenhouseに直接お願いする場合でも、『キッチンハウスベーシック』というハウスメーカー提携プランに似たリーズナブルなプランが登場したようです。そちらのプランを採用された方から、住友林業の提携プランと少し価格が違う(住友林業の方が安い)とは聞いていますが、キッチンハウスベーシックを検討されている方にも参考になる部分があるかもしれません。

 

それでは、まずはキッチンのタイプから見ていきましょう!

 

 

キッチンハウスx住友林業コラボの標準仕様

キッチンタイプ

キッチンハウスでの通常のオーダーメイドキッチンだと完全特注品となるので、高いもので2,000万円超え!ショールームには様々なタイプのキッチンが展示してありましたが、すみりん仕様はデュエ、アイランド、ペニンシュラの3タイプから選択することになっています。

デュエ

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シンクと加熱機器が分かれたタイプがデュエ(他のメーカーさんであれば、II型と呼ばれていると思います)。ちなみに、デュエの中にも写真のようなアイランドタイプと、片方が壁のペニンシュラ型があります。イタリア語で「2」という意味。
素材:エバルト/カラー:べトングレー

 

 

カタログを見ていても、キッチンハウスさんとしては、デュエを一番に推している雰囲気があり、実際、昨年私たちが打合せに行った時もデュエをお勧めされました。キッチンハウスの通常のオーダーメイドの場合、収納やワークスペースが増える分、デュエの方が高くなるのに対して、住友林業の標準仕様だと価格が一緒だからお得!というのが理由のようです。

 

ここでデュエのメリットもおさらいしておきます。

 

 スタッフさんに聞いた!デュエのメリットはこれ!  
  1. ペニンシュラ/アイランドタイプよりワークスペースが95cmも長い(ペニンシュラが2.6mなのに対し、デュエは3.55m)

  2. 引き出し収納が「3段×2列分」も多い

  3. シンク側、コンロ側にワークスペースがあり、2人で作業しやすい

  4. コンロが壁側にあるので、油が混じった煙やにおいがダイニングやリビングスペースに届きにくい(煙やにおいは通常、壁を伝っていくからとのこと)

 

「デュエにするにはスペースがない」「ペニンシュラやアイランドタイプのデザインが好き」等の理由がなければ、デュエにするのはメリットだらけな気がしますね。

 

そして、実際、我が家はこの記事を書いている時点で約5ヶ月デュエを使用していますので、よく頂く質問にお答えする形で、デュエの感想をお伝えできればと思います。

 

Q1. シンクで食材を洗った後、コンロに移動させる時に水がポタポタ落ちそうですが、実際の使い心地はどうですか?

はい、正直、水ポタポタ落ちます。『これがとても気になる!』という方はアイランドの方がお勧めかなと思います。ただ、アイランドキッチンのような横移動が少なく、(デュエの配置によってはそうならない場合もありますが)"くるっと振り向けばコンロ"の近さは、コックピット感抜群で、料理はしやすいと個人的には思っています。水ポタの対策としては、やはりキッチンの床は、掃除しやすく水に強いタイルやフロアタイルにされることをお勧めします。

 

キッチン通路

我が家のキッチンを横からみたところ

 

Q2. 実際に使用されている上で、一番のメリットとデメリットを教えて下さい。

一番のメリットは、コンロがリビング側でなく壁側に向かっていることだと思います。リビングに吹き抜けがあるので、キッチンの匂いが2階に上がるのを少しは軽減できていると思います。(それでも、吹き抜けはやはり匂いが2階までいきますが)また、小さい子供がいるのでリビング側にコンロが無いのは安心ですし、うちはキッチンのすぐ近くにソファを置いているので油はねの心配もなく助かっています。

デメリットは、先ほどあった水ポタポタ問題が一番のデメリットだと思います。

 

Q3. その他、気を付けた方がいいことはありますか?

特に食洗機を採用される場合の話ですが、デュエの場合、シンクの裏がコンロという配置が多いと思いますが、コンロ周りの引き出しにはすぐに使用する調理器具等を収納する方がほとんどだと思います。なので、シンク横に付く食洗機から、お皿やカトラリーを入れている引き出しまで少し距離がある状況が発生します(現に、我が家は発生しています)。コンロとシンクが横並びにあるアイランド型やペニンシュラ型の場合、裏のカップボードに収納しているお皿やカトラリーまで近いので、移動距離ゼロでお皿を片づけられるというメリットがありますが、デュエだとそうならない場合が多いので気を付けたいところです。まぁ、その代わりに移動距離ゼロでコンロがある場合が多いので、どっちを優先させるかだけなんですが。シンクと食洗機の位置は反対にも出来るので、食洗機を開けている時の通路幅を考慮しながら、どの引き出しに食器類を収納するかをシミュレーションして決めるといいと思います!

 

我が家はダイニングテーブル側にシンク、その右横に食洗機を配置しました。最初は食器の収納と近づける為に反対にしたらよかったかもと後悔しましたが、よく考えてみると、ミーレは洗う食器を入れている間しばらく開けっ放しにしていることがあるので、ダイニング側にミーレを配置していると通れなくて、それはそれでストレスの元だったと思います。

 

 

アイランド

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〈kitchenhouse公式サイトより〉壁に面していない島のような形、アイランド。
素材:フェニックス / カラー:ジェットブラック

 

ペニンシュラ

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〈kitchinhouse公式サイトより〉どちらか一方が壁に面しているのがペニンシュラですね。 素材:エバルト/カラー:ピアノべトン×ノッティブラウン

 

とはいえ、アイランドやペニンシュラ型のように横幅があるとキッチンの存在感が抜群でやっぱり素敵です。

 

 

素材

標準仕様は、『エバルト』と呼ばれる「メラミン素材をキッチンハウスが独自にアレンジしたオリジナル面材」から選択します。また、オプションで新素材のフェニックスも選べます。フェニックスについては次の記事で触れていますので気になる方は見てみて下さい!

 

エバルト

エバルトというキッチンハウスのオリジナル画材29色の中から、自由に色を組み合わせてオリジナルキッチンを作ることが出来ます。(例えばワークトップはこの色、扉部分はこの色、カップボードのワークトップはこれ、扉部分はこれ、巾木部分はこれという風に)女性としては、どれも素敵で、迷いすぎて最終的によく分からなくなる危険性のあるやつですが、迷ってる時間も幸せです。

 

2021年8月からの新カラーラインナップ

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〈キッチンハウス公式カタログより〉

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スキャンすると特に白色が飛ぶので、念のため、スマートフォンでもカタログを撮影してみました。結果、どちらにしても、ちゃんと実物見ないと分からないですね(笑)

 

 

ちなみに、2020年7月頃のカラーラインナップはこちらでした。

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この中で、今回廃盤となったカラーは、チタニウム、カッパー、オリーブ、クリームベージュ、フュームドパイン、ウッドホワイト、ウッドブラック、エルムナチュラル、ウォルナット、エルムダークの10色。

 

 

10色が廃盤となり、以下の新たな9色が加わって合計29色の展開になりました。個人的には、昨年『そうそう、こういうカラーが欲しかった!』って思っていた色が多数追加された印象です!

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人気のマットグレー系のカラーも追加されていて、トープとラーバグレーが昨年あったら絶対選択肢に入っていたなと思います。ブラックウォルナットも昨年これくらいの色の木目があってもいいのにな~と感じていたので、さすがkitchenhouseさんです。

 

 

把手

把手はこの中から選べます。どれも洗練されたデザインです。恐らくA04シリーズやA06シリーズが人気がありそうですが(我が家はA06シリーズのサテンにしました)アンティークな雰囲気が好きな方にはA02やA03シリーズも味があって可愛いですね。

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ワークトップ

厚さ11ミリの薄くてスタイリッシュなワークトップか、40ミリの厚型か選べます!これは完全に好みの問題ですね。カウンター前面をバーカウンターのようにすることができるのも嬉しいですね。(ちなみに私がオーダーした時は、薄型は厚さ10ミリだったので、微妙に厚くなったようです)

 

薄型&厚型
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〈kitchenhouse公式サイトより〉薄型か厚型か、迷いますね。キッチンハウスと出会うまではワークトップは厚いのが好みだったのですが、このキッチンハウスの薄いワークトップはシャープでとても惹かれます。
バーカウンタータイプ

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バーカウンタータイプも使い勝手が良さそう!子供達がちゃちゃっと朝ごはんを食べる時などに重宝しそうです。ただ、オプションで収納に変更できる箇所でもあるので、収納を取るかカウンターとしての機能を取るか要検討です…。

 

 

カップボード

カップボードはW1850サイズが標準でついてきます。奥行きは45cmか60cmを選択できます(デュエは自動的に60cm)。

ちなみにデュエの場合はカップボードの隣にコンロ部分のキッチンが付きます。(私はこのチャートを見て、この標準仕様にコンロ部分がのっていると勘違いして短っ!結局オプションなのね!と思いましたが、ご安心を)我が家は、標準仕様のW1850&造作家具で対応しましたが、このオプション料金だったら、キッチンハウスのカップボードをもう少し拡張してもいいかもと最後まで悩みました。

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〈公式カタログより〉このチャート、なんだかずっと眺めていられる。我が家はワークスペースが広く欲しい派だったので、フルセパレートかハーフトールで迷って、結局フルセパレートに。
 

既にWEB内覧会で登場していますが、こちらが我が家のキッチン。
カップボードの拡張はしていませんので、こちらがデュエの標準サイズです。

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加熱機器

ガスコンロ or IHクッキングヒーター

加熱機器はガスコンロかIHで選べます。我が家は、私が電磁波の音や振動を敏感に感じてしまう人なので(なにそれ?って言われるんですが、本当なんです。分かってくれる方いるかなー?)、ガスコンロ一択でした。

 

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標準仕様              
ガスコンロ:リンナイ製スタンダードモデル
IHクッキングヒーター:日立製 2口IH・1口ラジエントモデル

標準仕様だと、グリル面はシルバーとブラックの2色が選べますが、コンロトップはブラック一択です。その為、トップもシルバーがよい場合は、オプションから選択することになります。最新のオプション情報については次の記事でまとめます。

 

レンジフード/食器洗い機/水栓

レンジフードはTAJIMAフェリーチェシリーズで、ステンレス、グリットホワイト、グリットブラックから選択できます。昨年から標準仕様でもブラックが選べるようになったので喜んでいる方も多いと思います。(ちなみに、昨年までレンジフードの標準仕様は、アリアフィーナ製[アリエッタシリーズ]スタンダードモデルで、我が家もそれを選択しているんですが、2021年8月からはTAJIMA製に変更になったようです。)

標準の食洗機はリンナイ製の浅型モデル。

水栓は、浄水カートリッジ内蔵タイプのクリンスイ製か、おしゃれなハンズグローエ製か選択できます。タッチレスやタッチ式にしたい場合はオプションになります。

 

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〈左〉TAJIMAレンジフード〈右〉リンナイ製浅型食洗機
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〈左〉クリンスイ製〈右〉ハンズグローエ製

標準仕様
レンジフード
:TAJIMAレンジフード製[フェリーチェシリーズ]スタンダードモデル
食器洗い機:リンナイ製スタンダードモデル or 食洗機なし
水栓:クリンスイ製ストレートモデル or ハンズグローエ製スタンダードモデル(クロム)

 

 

その他、細かな設定はありますが、ここまでがキッチンハウス×住友林業コラボのおおまかな標準仕様になります!

 

標準仕様で十分な気もしますし、でも150万円でキッチンハウスを採用できるなら、もう少しオプションを追加して、こだわりのキッチン空間にすることも出来ますね。

 

次回は、キッチンハウス×住友林業コラボのオプションについてチェックしてみます!

 

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