こんにちは!Kokoです。
やはりお家ブログを始めるにはこれを語らないといけないんだろうな、ということで、私たち夫婦が住友林業に決めた5つの理由について今日は書きたいと思います。
そもそも、私たち夫婦は、けっこう拘り強めで、それぞれ思い描く理想の家やデザインがあり、とにもかくにもおっしゃれーーな家じゃないと高いお金を払って注文住宅を建てる意味が半減する、と思っていたので、当初からハウスメーカーは一社も見ず、住宅展示場にも一度も足を運ばず、デザイン住宅に強いと言われている設計事務所さんと長く打ち合わせをしてきました。
などなど、ハウスメーカーは私たちとは合わないはずと勝手に思っていました。
そんな中、いよいよ土地が決まり(約2年越し)、ずっと打ち合わせをしてきた設計事務所さんといざ契約か、となった段階で、突然不安になりました。マリッジブルーならぬ新築ブルーとでも言うんでしょうか(たぶん言わない)。あれ?このおしゃれな恋人しか見てないけどこのまま結婚して大丈夫なのか、となったわけです。
(ちなみに不安になったのは、この設計事務所さんとはこれまでにトラブルが色々あり、担当の変更を申し出た経緯があるのもあります。)
現に、家系のブロガーさん達のブログを見ていると、数社から間取りを提案してもらったり、相見積もりを取るのは必須!と書かれており、当たり前のことなのですが、まさにその通り!と納得し、遅ればせながら他も検討してみることにしました。
しかし、私たち、子供の保育園の関係で来年3月末に引渡しをして頂くことが条件でした。何をどう逆算しても遅くてもあと1、2週間で実際に建てて頂く会社を決める必要があったのです。しかも平日は2人ともフルタイムで仕事しているし、他社から話聞く時間なんてあるわけないじゃん・・・・と諦め半分で、ライフルホームズから一括資料請求をポチっ。
すると、いち早く連絡をくれたのが、住友林業の営業さん!
もう他社と契約寸前だという状況を伝えても、是非一度話だけでもさせてほしいとのこと。
夫は既に話をしていた設計事務所さんとの打ち合わせだけでも週末はへとへとで、土地の決済期限があるのでローンの手続きとかも心配だし、何より今から会社変えて本当に3月末に引き渡してもらえるのかな、、、と最初は少し消極的でしたが、昔から家を建てるなら住友林業がいいなーとも密かに思っていたらしく(初耳すぎてびっくりしました)とりあえず話だけ聞いてみようか、となりました。
打合せはこんなご時世なのでZoomで実施。ハウスメーカーと設計事務所の比較など、とても分かりやすくプレゼンして頂き、私たちが希望するデザインは住友林業でも問題なく建てられることが分かり、一気に、え?住友林業で建てちゃう!!?というノリになったわけです。(けっこうノリは軽い2人です)
とはいえ、その設計事務所とは半年程の付き合い。土地購入の際もサポートしてもらったし、プランは何度も何度もやり直して頂き、私たちの理想の間取りをほぼ完ぺきに図面に落とし込んで頂いていました。今更お断りをするのは、かなり気が引けます。
しかし!タイムリミットはどんどん迫っていました。連日夜中2時頃まで家族会議を重ね、決めた答えは・・・
こんな高いお金を払うのに気を遣っている場合じゃない、そうだ、住友林業で家を建てよう!!でした。
前置きが長すぎましたが、拘りの強い私たちが、デザインに強い設計事務所さんと悩んで、まさかの大手ハウスメーカー住友林業に決めた理由は次の5つです。
(ちなみに私たちは時間の関係もあり、他のハウスメーカーを一切検討していません。設計事務所かハウスメーカーかという視点でご覧頂いた方がいいと思います)
1. 施工(現場や技術)の安心感
夫は仕事柄、不動産業界の内情に多少詳しい人間です。建築現場についてはずっと心配していました。設計事務所に依頼するとなると、こちらで良し悪しが判断できない工務店さんに任せることになる予定でした。その点、住友林業の施工は、「住友林業ホームエンジニアリング」というスミリンの施工専門会社の社員さんが対応されるということを聞いてすみりんに一気に傾きました。
2. 売却する際のブランド力
これはあまり一般的な考えではないかもしれませんが、我が家は家や土地に対して「永住」という考え方がなく、例え注文住宅で家を建てたとしても、引っ越したくなるかもしれないよね、もしくは引っ越さなければいけない事情が出てくるかもしれないよね、という考えでいます。なので、設計事務所と住友林業で比較した時に、10年後、20年後の売れやすさは圧倒的に住友林業が有利だと思いました。確かに設計事務所で建てたら、自分達好みの間取りでおしゃれな家が建ったと思います。ただ、その家を他の人も住みやすくて素敵な家だと思うかどうかは分からないなと。だとしたら、「住友林業」というネームバリューと「ちゃんとした家を建てているだろう」という安心感の方が一般的に見て資産性が上がるのではと思いました。
3. ローンの金利
夫が自営業の為、変動金利はそもそも使えなかった私たち。絶対変動金利がお得と思いつつも固定金利を採用する必要がありました。そんな中、大手ハウスメーカーだけに適用される金利(固定)というのが、存在しました。私たちも、すみりんに話を聞くまでは、同条件なのに設計事務所とハウスメーカーで金利が違うとは思いませんでした。
なので、見積もり額は設計事務所の方が安かったのですが、金利を考慮した支払い総額はそんなに変わらなかったのもポイントになりました。
4. 耐震等級やメンテンナンス費用(30年保証)
住友林業と初回のZoom打ち合わせの際、営業さんから、うちは耐震等級3なんです!と言われたのですが、デザイン重視だった私たち、設計事務所さんから耐震等級の「た」の字も聞いておらず、ポカーンとしたのを覚えてます。事実、設計事務所で作って頂いた「私たちの希望を完璧に反映させた間取り」は、強度の関係ですみりんでは同じように建てられないことが分かりました(汗)。庭の外部吹き抜けには梁を渡して補強しなければいけなかったり、ベランダはご希望の間取りでは付けられません、と言われたり。
ただ、そこで思いました。デザインももちろん大事だけど、強くて丈夫な家を建てて安全に暮らすことも大事だな、と。もちろん、設計事務所さんの中でも後者に重きを置かれている事務所さんもたくさんあるんだろうと思います。
また、メンテンナンスに関しても、設計事務所経由の工務店さんが長くて10年保証だったのに対し(工務店によっては10年も保証しないところもあるとその時言われました)、すみりんは30年保証(30年後、指定の点検・補修をして最長60年まで延長することが可能)というのも、安心感につながりました。
5. とはいえ、結局値引き!
とはいえ、です。住友林業に軍配が上がるポイントがいくつもあったとしても、予算には限度がありますから、金額がべらぼーに高ければ我々も手が出ません。正直、比べていた設計事務所さんと数百万円見積もりに差が出ましたが、その後のメンテンナンス費用や、万が一売却が必要になった時のブランド力(売れやすさ)を考えると妥当な金額だと思えました。
しかし、よく他の方もブログ等に書かれていますが、すみりんの初回見積もり(値引き前)!「あの~、今まで私たちの話聞いてました?」ってくらい高かったです(笑)。普通に「すみません、住友林業さんでは無理そうです」と答えたくらいです。ただ、クオリティは間違いないと信じている私たち、モニターキャンペーンや決算前のタイミング等、全ての好条件を味方につけて、自分達の可能な額で着地しました。逆に、この無知な私たちに自己資金がたくさんあって、見積もり額が払えてしまいそうだったら、あのまま値下げがなかったのか?と考えるとちょっと怖いですね。
実際の建築現場に新規のお客さんを案内したり、もし可能であれば引渡し後のお家を見学させてほしい、とのこと。正直、私たちにはメリットにしか感じませんでした。割引をしてもらえる上に、新規のお客さんに現場を見せる=会社として、ちゃんとした現場にされるだろう、引渡し後のお家見学=お家を綺麗に保とうというモチベーションがうまれる(ポジティブ)などなど。しかも、住友林業側の営業ツールとしても、素敵な家を建ててほしいという思惑もあって、おすすめ設備のサービスなどもして頂きました。(言わないで下さいと言われたので、内緒ですよ!)
個人的には、あのオーダーメイドのキッチンメーカー、kitchenhouse(キッチンハウス)と提携していることも背中を押してくれるポイントになりました。家を建てようと思うまでは聞いたこともなかったのですが、知ってからは密かに気に入っていました。設計事務所でキッチンハウスを取り入れようとすると正規の値段に近くなる為、金額的に採用することはなかったと思います。
あと、すみりんの営業担当の方、とっても優秀な方です。信頼できると思えました。
(あ、理由が5つではなくなってしまっています)
と、まぁ、こんな感じで、色々検討した結果、住友林業で家を建てることになりました。
ただ、設計事務所にも良いところはたくさんありました。アイデア満載で提案上手な設計士さんのことも大変信頼していました。また時間をみつけて、設計事務所さんのことについても書きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます!