Koko's New House Project

2020年、住友林業で38坪、総2階の家を建てることになった30代ワーママ、Kokoの家づくりの記録

意外と高かった!オプションの設備や仕様6選!

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Photo by Nathan Bingle on Unsplash

こんにちは、Kokoです!

家づくりについては全くのド素人だった私たち(今も)。少しでも知識のある方からすると当たり前のようなことも全く知りませんでした。今日は、私たちが『え?この仕様こんなに高いの!?』と驚いた仕様を6つ紹介したいと思います!しかも、その中のほとんどが、そもそもオプションであることすら知りませんでした。(標準仕様で変更できると思っていた)

着工合意が終わり、基本的な家づくりのことが分かった今なら、『そら、そやろ!』(関西出身です)と思うことばかりで恥ずかしいのですが、私たちと同じような方がいると信じて、紹介しておきます。

 

 

 

 

左官仕上げの壁
 
 
 
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実際に職人さんの手作業で仕上げられる左官仕上げ、展示場で見て一目ぼれしました。巾木もなくすっきりしていてかっこいい。ただ、住友林業(恐らく他のHMさんでも)では、基本料金数十万円+面積に応じての工賃が必要になるとのことで、壁に予算が残っていない私たちは諦めることになりました。

 

スケルトン階段

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Photo AC

これはオプションということ自体はある程度納得しましたが、金額が100万円ほどかかったので、そこまで高額なのかとびっくりしました。(我が家の場合は準耐火仕様にする為に更にプラスでかかりました。)我が家は正直、スケルトン階段にそこまでのこだわりは無く、普通の階段でも良かったんですが、コンパクトハウスだった為、普通の階段にするとLDKが極小に・・・。LDKの広さを確保する為に採用することになりました。

 

リビングからフラットに続くアウトドアリビング

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以前のブログにも出てきましたが、リビングからフラットに続くテラス。<住友林業HPより>

最近おしゃれなお宅でよく目にしますね。リビングとテラスがフラットに繋がっているやつです。みなさんサラっと取り入れられているので、簡単に出来るものなのかと思っていましたが、(タイルの場合は)窓に沿ってグレーチングの工事が必要だったり、窓枠の位置までコンクリートで埋めたりする工事がある為、これも50万~数百万(面積による)かかりました。

これは、我が家が家を建てるぞ!と決めた最初の段階から採用を希望していたのに、まさかこんなに高額だと知らず、契約時の見積もりに入れてもらい忘れていたものです。

絶対、フラットテラスがいい!と思っていたので、外構を外注してなんとかもっとリーズナブルにフラットテラスにできないか散々悪あがきをしましたが、我が家は天空率を使用した関係で外構を外注できない箇所があったりで・・・苦渋の決断で無しにしました。

 

ちなみに、天空率の関係で、外構工事の外注を諦めた時の話はこちらです。

 

 

床を全面タイルにする

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<平田タイルカタログより>

当初は木質フローリングの方が高いんじゃないか、とさえ思っていました。
なので、『フローリング部分をタイルに変更してもらってもいいね!』などと、気楽に夫婦で話してたくらい(笑)。なんなら、住友林業で建てるのに、LDKに木質フローリング使わないってどうなの?わはは、というノリでした。(無知って怖い)
なんのその、タイルに変更するだけで我が家では100万円くらい差額が出ました。(もちろんタイルのグレードをより高いものに変更したり、面積が広ければ広いほどかなり高額になります)ちなみに木質フローリングからの差額なので、タイル総額の費用ではないです。

それでも、我が家は、1階LDK(パブリックスペースと位置付けています)に『全振り』すると決めたので、フラットテラスは諦めても、タイルは採用しました!

 

ハコのような外観  

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Photo by Étienne Beauregard-Riverin on Unsplash

ミニマルな雰囲気で人気があるハコのような外観。デザインの問題だけで簡単にできるものだと思っていました。
実は、屋根部分を屋上のような強固な仕様にする必要があるので、(屋根部分をフラットにする)『フラットルーフ』の面積が増えるとどんどん費用が膨らみます。設計士さんに第2案として作成頂いたハコのような外観の家はとても格好よくて、夫もとても気に入っていたのですが、200万円ほど高くなってしまいました。
我が家では少ない面積でフラットルーフを採用しつつ、排水を考え建物に傾斜を付けて、出来るだけ金額を抑えて頂くことになりました。

 

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ちなみにこちらが我が家の外観パース。黒くて見えずらいですが、右側の出っ張ってる部分にフラットルーフを採用してもらっています。

 

 

ヘリンボーン床

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Photo by Jarek Ceborski on Unsplash

これもおしゃれなお家で最近見ますよね。軽やかな雰囲気がとっても素敵。
ただ、フローリング材を写真のように貼り合わす工賃と、端の方は無駄になる部分が多いので、費用は数十万単位でアップするとのこと。2階のどこかにヘリンボーンを使いたい気持ちはあったのですが、我が家は2階はプライベートスペースと決めコストを抑える方針になったので、ここは諦めました。

 

 

と、いうわけで、本日は、我が家が、『え、これオプションなの!?』『意外と高いし!』と思った設備や仕様をご紹介しました!

 

今回紹介したものは比較的金額が大きいものですが、その他にも無数の『これオプションなんだ~(まぁ安いけど)』がありました(笑)。最初は、そういうオプションも気にせず付けていたんですが、本当にチリツモというやつで、どんどん高くなっていき、打ち合わせ終盤の夫の(これ以上価格上げんなよ)プレッシャーはすごかったです(笑)。

そういえば、家づくりを検討しだした頃、新築のお友達の家に遊びに行ってトイレに案内された時に、『2階はコスト削減で、タンクレス諦めたのよ~』なんて話を聞いて、(え?10万円くらいの話じゃないの?なんでそこ諦めるんだろう)と思ったことがありました。今思えば、無知なあの頃の自分を殴りたいです。

正直、(資金が潤沢にあるご家庭を除いては)家づくり終盤になると、どんどんとシビアになっていき5万円さえ惜しい!となってきます。実際、我が家は5万円の浴室乾燥機を着工前に外しました。ランドリールームがあるからいいかと思いましたが、今考えたら、後付け大変&後付けコスト高いし、5万だったら付けておいてもよかったんじゃ、と思ったりします。(でも、それくらい何か削らなきゃという気持ちに駆られました)

打ち合わせ終盤に、壁紙やインテリア、細かな設備をこだわりたいな~と思っている方は、間取りや外観決定の際になるべく大きなオプションの金額を抑えておいてくださいね!(当たり前すぎることを言ってますが、これがなかなか難しい)

 

そして、何度か言ってますが、希望している設備や仕様は、そんなに高いはずがないと思っても絶対に契約時見積もりに入れてもらって下さいね!(その上で、価格交渉ですよ~)

今から家づくりは始められる方の参考になりますように。では、また!