Koko's New House Project

2020年、住友林業で38坪、総2階の家を建てることになった30代ワーママ、Kokoの家づくりの記録

【照明探し③】ヤマギワ /Vistosi /GUBI

こんにちは、Kokoです。

もはやしつこいレベルまで来ていた我が家の照明探しの旅もついに終わりを迎えることになりました。

今日は、最近訪れたヤマギワ、Vistosiの照明を見にいったルミナベッラ、GUBIの照明を見せて頂いたTrishna Jivanaさんで出会った照明の数々を一気にご紹介したいと思います!

そして、Koko家が最終的に購入したダイニングのペンダントライトも後程ご紹介します!

 

照明探しの旅、最初からご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

 

 

 

 

ヤマギワ

住友林業とも提携があり、一度は行ってみたかったヤマギワ。昨年末に行こうとしたらリニューアルの為クローズしていて行けず。やっとリニューアルオープンされ、気になっていたフリッツハンセン/ライトイヤーズのSuspence P2の2灯吊りが見れるらしいと聞きつけて、急いで行ってきました!

 

ありましたよ!Suspence P2の2灯吊り!フリッツハンセンのフラッグシップストアでも確認できなかったので、これは嬉しい!やはり現物を見ると雰囲気がよく分かります。

フリッツハンセン ライトイヤーズ Suspence P2

商談スペースなので少し高めに設置されていたSuspence P2のブラック。間近で見るとボリュームがある照明ですが、吊ってあると空間に馴染んで大きさに違和感は感じませんでした。

 

フリッツハンセン ライトイヤーズ Suspence P2

この天井埋め込み式のダクトレール(合ってる?)すっきりしててカッコいい。これにしていたら、3灯吊りも2灯吊りも(もちろんもっと他の選択肢も)後で自由に変えられてよかったな。

 

FLOS IC Lights F1

フロスのICライツ(F2)の展示もありました。鉄板ですが、永遠の可愛さ。

 

たくさん照明が飾ってあるヤマギワショールームでも一際輝きを放っていたこちらの照明、『Hope』。ネーミングに1人で激しく納得しました。もうね、希望しか感じない光でした。

 

フロス アルコランプ

リプロダクトじゃない本物を初めて見たArco Floor Lamp(アルコフロアランプ)。LDKが広かったらリビングの壁際からソファに向かって垂らしたい。ただ、素敵なお値段です。

 

VP GLOBEライト

バーナー・パントンのVP GLOBE。雑誌でしか見たことないやついました。夫の書斎の、本がたくさんあってゴチャっとしたところにポツンと垂らしたい。(勝手なイメージ)

 

Brokis Muffins

BrokisMuffins。個人的にこのガラスのフォルムとウッドの組み合わせが大好きで、お金があったら買いたい照明TOP3に入ります。このように置くのが普通なんだと思いますが、左の小さい方を逆さにしてペンダントライトのように吊るしているのも見たことがあって、それも素敵でした。

 

Brokisのこのタイプ(Balloons)もかっこいい。ベッドサイドやリビングの隅に床置きしたい。

 

Lee Broom照明

ヤマギワに行くまでブランド名が分からなかった、Lee Broomのライト。切子っぽさを感じて(実際に切子なんですが)洋風でありながらも、日本人には懐かしさも感じられる、女性に人気がありそうな照明です。

 

公式からお借りしてきた写真ですが、Lee Broomで調べている時に、クリスタルバルブという商品を見つけて、恐ろしく綺麗で繊細で、いつか洗面台やトイレとかに使いたいと思ったのがこれ。

Lee Broom クリスタルバルブ

電球自体に切子の技法が使われているんですが、一つ30,000円くらいだそうです。もはや光のアート。

 

ヤマギワのショールーム、見てみたかった照明の実物がたくさん見られて、本当に大満足!ただ、最近までSuspenceのP2にしようと思っていた私ですが、少し丸みのあるデザインが我が家の雰囲気にはベストマッチしないかもしれないと思いだしたので、次のルミナベッラに行ってみたいと思います!

 

 

 

ルミナベッラ

イタリア・スペインを中心とした、洗練された照明の取り扱いが多数あるルミナベッラ。五反田のおしゃれビルに入っていて、たまたま同じビルの東リのショールームに来た時に、ここにあるのかぁ~と思ってはいましたが、実際に入るのは初めてです。こちらには、家づくり初期の頃に気になっていたものの、LED一体型だった為諦めた(だけど後に設計士さんからお勧め頂いた)VistosiのJube(ユベ)を目当てに行ってきました。ちなみにルミナベッラさんも住友林業と提携があります。

 

Vistosi Jube

ありました!こちらがJubeです。吹きガラスが良いムードを醸し出しています。ニューライトポタリーのソラリスもずっと気になってましたが、私、ガラスやステンドグラスのアクセサリーが好きで、とにかくガラスものにとても弱いのです。サイズもソラリス250と近いのですが、球形ではないので、Jubeの方が大きく見えました。(個人的にはボリュームがある照明が好きなので、好みでした)

 

Vistoji Jube

Jubeは2タイプありますが、こちらのディフューザーを付けるタイプもなんだかどんぐり?みたいで可愛い。ただディフューザーを付けると目にはとても優しいんですが、より均一な光になるようにも感じました。なんていうか、現代の日本人としてはとても懐かしい感じ。これが落ち着く人も多いと思いますが、好みが分かれそうなところ。

 

カラーは、設計士さんからは『オールドグリーン』という、なんともおしゃれなネーミングの色をお勧めされたんですが、実物の展示がなかったので、サンプルや写真で見せて頂きました。

こちらがオールドグリーン。ダークグレーのようにも見えますが、光が通るとかすかにグリーンを感じます。

 

カタログで見るとほぼ黒なんじゃないかと思うくらいの色だったんですが、実物は名前の通り、ちゃんとグリーンを感じる色味になっています。なんでも以前はかなり暗い色だったのが、最近は薄めでグリーンがしっかり分かるガラスの色に変わってきているようです。カッコいい暗い雰囲気が好きな夫は、以前の暗い色の方が好みだったようですが、グリーン好きにはたまらん色合いです。



Jube、一時は夫婦ともに、『絶対にこれに決めた!』と強く思っていたんですが、やはりLED一体型という事実が徐々にボディブローのように効いてきました(笑)。そして、なんだかシンプルに考えられなくなっていたので、最終的に引っ掛けシーリングで付けられる照明にしよう!と諦めました。

 

〈Jubeを諦めた理由〉

  1. LEDの寿命は約10年だが、シーリングカバー内に付属している変換器の寿命が5年程
    電気がつかなくなったら、購入業者(ルミナベッラさんか提携する住友林業のどちらか購入した方)に連絡を取って、変換機かLEDライトの交換に来てもらう必要がある。→フルタイム共働き&面倒くさがり夫婦なので、この対応が正直一番ネックでした。

  2. 電気工事が必要
    我が家は引渡し後のライト取付予定(引っ掛けシーリングを取り付け済み)だったので、電気工事でまた別途2~3万円かかりそうだった。 →新築工事中に住友林業手配で照明を取り付けてもらう場合は追加費用なしで可能そうだったので、電気工事が必要な照明は新築工事で一気にやってしまいたいですね!

 

ただ、引っ掛けシーリングの照明より明るく通常の電球より電球交換の回数も少ないなど、JubeのようなLED一体型にはメリットもたくさん!また、Jubeの場合は変換機があるので大き目のシーリングカバーがありますが、通常の天井直付けタイプは天井がすっきりして見た目が美しいのもメリットですね。

 

 

ルミナベッラさんでは、Jubeを採用できるかどうか悩みすぎて他の照明を全く見ていなかったのですが、唯一キッチンハウスのショールームでもよく採用されているFOSCARINIのライトだけ写真に収めて帰ってきました(笑)

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FOSCARINIのAplomb(アプロム)。このコンクリートの無機質な感じに惹かれます。着工合意の際に2灯吊りに決めていなかったら、3灯吊りで検討したかった照明です。

 

というわけで、Jubeの存在感は抜群で、大好きなガラスの照明でしたが、泣く泣く諦めて次に行くことにします!

 

 

 

Trishna Jivana(トリシュナ・ジバーナ)

最後は、今年に入って突然気になりだしたGUBIのライトを求めて、トリシュナ・ジバーナさんにやってきました。GUBIのライトの実物が見れるところがなかなかなく、やっと見つけたのがこちらのショップ。飯田橋駅すぐのところにあります。緊急事態宣言の影響か完全予約制でした。

 

そして、Koko家が最終的に決めたダイニングのペンダントライトはこちら!(唐突に発表)

 

GUBI Multi-Lite Pendant(マルチライトペンダント)のブラック!

GUBI Multi-lite pendant

SNSでは奇抜な雰囲気に見えてましたが、実物は何とも言えない落ち着いた佇まい。大きさは、シェードの一番大きなところで幅36cm、リングの外側までは39cmです。


この照明の面白いところは、下の写真のように、シェードを自由に動かして、光の向きを変えられるところです。ダイニングの照明だと下の写真のように上方向の光にすることはまずないと思いますが、例えばリビングのソファ近くに低めに吊るして上向きの光にしても素敵ですよね。

GUBI multi-lite pendant

前も書いたような気がしますが、照明はいつも白に惹かれる私。今回も例に漏れず、左の白の方が個人的に好きでした。ただ、家全体の統一感を考えて黒に!

 

このマルチライトペンダントを下から覗き込むと・・・

照明を下から見た図

一番強い光が、内側の細い筒から放たれるので、全体を広く照らすというよりは、どちらかというとスポットライトのような照らし方のようです。

 

そして、この内側の筒部分。思ったより細くて手が入りづらく、奥の方にソケットがある為、使用する電球はナス型の電球が最適、とご案内がありました。(2021.3.30:実物が届いて電球を取り付けましたが、女性の手なら普通の電球でも取り付けられました!)

ナス型電球

実際に見せて頂いたナス型の電球。トリシュナ・ジバーナさんでは、ショールームの電球はこのSWAN電球を使われているそうです。LEDで再現されたエジソンランプのフィラメントがとても幻想的でした。

 

この照明のことはお家づくり序盤から知っていたものの、イマイチぴんと来ていなくて候補にも入れていませんでしたが、今年の1月に生みの親のデザイナーが亡くなったというニュースをSNSで見て、急に何かのメッセージに感じました。(一体何の)

 

先日、木完立会いも終わり、最終的なキッチンの雰囲気を確認してから、『やっぱりマルチライトペンダントで行こう!』と決定!お値段は10万ちょっとなのでお安くはないですが、頻繁に変える照明でもないし、このライトの為に他のペンダントライトは諦めたりもしているので、思い切って購入!(ちなみに、トリシュナ・ジバーナさんのオンラインストアだと、GUBIの取り扱いがある他のストアより1灯で5万円くらい安かったです)

 

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以前も載せていますが、キッチンの取付工事の様子を見ている時に、マルチライトペンダントのブラックが一番合いそうと思いました。この雰囲気だとニューライトポタリーも合いそうだけど、(第一希望だった)グレーは少し暗いかもという話を聞いていたのでGUBIで決定!

 

本当は直前まで、DCW Editionsの『Here Comes The Sun』のブラックと迷っていたんですが、特徴ともいえる真ん中のコッパ―色が、我が家の雰囲気に微妙に合わない気がして、最終的にはマルチライトペンダントにしました。(真ん中が白のタイプもありますが、Here Comes The Sunを使うなら真ん中がコッパ―のタイプを使いたかったのです)

 

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輸入代理店さんのページよりお借りしました。『Here Comes The Sun』。名作照明にスポットを当てたNHK Eテレの『ハルカの光』でも登場していました。The Beatlesの曲にちなんで名づけられていて、昔から父親の影響でよく聞いていて結婚式でも使ったビートルズつながりで運命を感じてました。(けっこう簡単に運命感じる人です笑)

 

そんなわけで唐突に発表しましたが、我が家のダイニング照明はGUBIになりました!

 

 

GUBIといえば、完全ノーマークだったこちらのセミペンダントも、曲線が芸術的で(この曲線出すの相当難しいらしいです)写真で見るより圧倒的に素敵でした!

Semi-pendant

Semi-pendant

マルチライトペンダントと違って、シェードが広がっているので、光が優しく広がります。

 

ネルソン「バブルランプ」
Octo4240

他にもジョージ・ネルソンの『バブルランプ』(左)や、大人気、Secto Designの『Octo4240』等の展示もありました。あと、『どこで手に入るんだろう』というような珍しいオブジェもたくさん。インテリア好きには気になるものが多すぎて、「これは何ですか?」と一歩進むごとに質問してました(笑)。

 

 

 

番外編

最後に、番外編として、照明にアンテナを張りまくっている時期に見つけた照明達もご紹介しておきます。

 

IKEA

GODSAK

IKEA 照明

IKEAで見つけたこのダイニング照明。レンジフードとペンダントライトを組み合わせた画期的な照明です。レンジフード!?と何度も商品タグを見返しました(笑)。デザインもシンプルで北欧インテリアに馴染みますね。

 

IKEA 照明

ちなみにこちらが何度も見返したタグです。何度見ても『レンジフードとペンダントライトを組み合わせました』とさらっと書いてあります。

 

Sempre

Golden Bell

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前述の『ハルカの光』第一話のキーアイテムで話題になったArtekゴールデンベルです。昔ながらのお寿司屋さんにゴールデンベルは本当斬新でしたね。

 

 

The Pendant

Pendul 照明

昔、実家のダイニングに(今みたいにLDKが繋がっておらず、『台所』と呼んでいたキッチンとダイニングが一緒になった狭い部屋でした)手元のハンドルで高さを調節できるペンダントライトがあったんですが、このペンダントの模倣品だったのかなーと今でも気になっています。私にとっては懐かしささえ感じる名作照明です。

 

Panthella Portable

パンテラポータブル。実物は写真以上に存在感があって、思わず見つけた瞬間立ち止まりました。

 

PH5 mini

PH5 mini

このカラフルなインテリアを成立させるコーディネートもすごいけど、その中で静かに存在感を出してるPH5 miniもやっぱりすごい。

 

Caravaggio

カラヴァッジオ

カラヴァッジオのマットブラック2灯吊りもやっぱり捨てがたい。シンプルで都会的。

 

Kartell

FL/Y(フライ)

Kartell Fly

たまたま用事の途中でKartellストアを見つけフラッと入った際に実物が見れたKartellのFl/Y。ポップな空間でも、カジュアルでも、意外とモダンのアクセント的役割でも、はまってくれるライト。手前は確か一番大きいサイズでしたが、素材が軽いので引っ掛けシーリングで付けられるそうです。

 

というわけで、本日はヤマギワ、ルミナベッラ、トリシュナ・ジバーナさんまで照明の旅をして、ダイニング照明がめでたく決定したご報告でした!

長い旅でしたが、やっと決まってほっとしています。たまたま在庫もあったので、予想外ですが、入居までにペンダントライトが付くことになりそうです!